2018年07月31日

JSISHセミナーのご案内です


「蘇生インストラクターのためのファカルティ・デベロップメント」

AHAハイライト・Resuscitation Education Scienceに基づく科学的な提言準拠

蘇生コースでの学びが救命率向上に結びつくインストラクションを行うために    
主催:日本医療教授システム学会国際トレーニングセンター

【目的・概要】
アメリカ心臓協会がハイライト・Resuscitation Education Scienceに基づく科学的な提言に準拠し、蘇生インストラクターが医療インストラクショナル・デザイン(医療ID)のテクノロジーを取り入れたインストラクションの工夫ができるようになること。そのために、ハイライトで取り上げられた9項目の医療IDの概念について解説し、医療IDのテクノロジーを用いてインストラクションの改善を設計します。

【日時・定員】
第1回目 2018年 9月15日(土曜日)9:00−17:00 定員:24名
第2回目 2018年 9月29日(土曜日)9:00−17:00 定員:24名
第3回目 2018年10月13日(土曜日)9:00−17:00 定員:24名

【会場】レールダルメディカルジャパン (東京 半蔵門)

【対象】AHAのECCプログラムのインストラクター、ICLSインストラクターなど、蘇生シミュレーションコースのインストラクター

【受講条件】医療系教育機関の教員(常勤)、医療機関に常勤する医師・看護師・薬剤師・放射線技師、消防署に常勤刷る救急救命士(出向中を含む)

【第1回のテーマ】完全習得学習、集中的な練習、反復練習を用いたインストラクションの設計

【第2回のテーマ】文脈学習、フィードバック、デブリーフィングを用いたインストラクションの設計

【第3回のテーマ】評価、ファカルティ・デベロップメント、知識移転のテクノロジー

【セミナーの時間割】
08:40-09:00 受付
09:00-09:45 事前学習のQ&A
09:45-12:00 個人ワーク(ティーチングアシスタントが支援
12:00-13:00 ランチ
13:00-15:00 グループワーク、インストラクションの設計
15:00-16:00 グループ発表とディスカッション
16:00-17:00 Q&A、振り返り、アンケート、解散

【事前学習】
メタ認知技能とパフォーマンス
学習成果の分類・能力とパフォーマンス
教授カリキュラムマップ
セミナーで配布する資料(個人ワーク用)
配布資料1:完全習得学習
配布資料2:究極の鍛錬
配布資料3:反復学習
配布資料4:文脈学習
配布資料5:フィードバック
配布資料6:デブリーフィング
配布資料7:評価(アセスメント)
配布資料8:ファカルティ・ディベロップメント
配布資料9:知識移転のテクノロジー

【インストラクター】池上敬一(日本医療教授システム学会)、他

【ラーニングアシスタント】未定

【セミナーの受講費】 ※第3回のみのご受講はできません。
セミナーの受講の仕方    JSISH会員    非会員
3回のうち1回のみ受講     5,000円    12,000円
3回のうち2回受講     8,000円    20,000円
3回ともすべて受講    10,000円    28,000円
JSISH(日本医療教授システム学会)会員入会についてはこちらをご覧ください

【指定図書】(各自事前に購入、1は独習、2は適宜参照)セミナーに持参
1.看護学生・若手看護師のための 急変させない患者観察テクニック(羊土社)
  医療IDの事例として
2.インストラクショナルデザインの道具箱101(北大路書店)
  医療ID用語のリファレンス

【お申込み】こちらのフォームからどうぞ
posted by JSISH-ITC at 14:59| Comment(0) | 日記

2018年04月17日

アメリカ心臓協会より「盾」をいただきました!

2018年3月26日(月) アメリカよりAHAのプロダクトマネージャ-が来日し、JSISH-ITC代表として 「永生会病院 加塩信行先生」がお迎えをしてくださいました。

G2015では、日本国内の4つのトレーニングセンターが翻訳監修に携わっておりますが、JSISH-ITCでは7名のファカルティが翻訳を担当され、AHAより各人に「盾」をいただきました。
AHAテキストには、 翻訳されたファカルティの お名前が掲載されております。
皆様探してみてくださいね!

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posted by JSISH-ITC at 12:05| Comment(0) | 日記

2017年09月01日

新しくなったBLSインストラクターコース

AHAガイドライン2015が発表されて、まもなく2年。

日本でもBLSとACLSはG2015正式版に完全移行し、講習展開も日本全国でこなれてきた印象があります。

ハートセイバーコースも11月にDVDの発売が発表となり、もうすぐ講習内容が切り替わります。PALSは11月にはプロバイダーマニュアル日本語版が発売されるようです。(DVDやインストラクターマニュアルはもう少し後になるようです)



さて、ガイドライン改定で真っ先にリリースされたBLSコースでは、インストラクターコースも刷新されて、今年の5月から新コースに移行しています。

今までのインストラクターコースと、なにが違うのかというと、まず、名称が変わりました。

現行版のBLSインストラクターコースは、正式には BLS Instructor Essentials コースと言います。

以下、「BLSエッセンシャル」と略させていただきますが、BLSエッセンシャルは2つのパートで構成されています。

1.オンライン編
2.クラスルーム編

これはG2010正式コースのときも同じだったのですが、BLSインストラクターを目指す人は、まずはトレーニングセンターから提携許可を受けた後、受講者ワークブックなどの副読資料を受け取って、米国のAHA本部が運営するe-LearningによるBLS Instructor Essentials オンライン編を履修する必要があります。


自宅のパソコンからクレジットカード決済で$30を支払い、パソコン上のマルチメディアで独習します。AHAインストラクター制度や、指導方法の基礎的なことをオンラインで学びます。これが修了すると、修了証が印刷できるようになります。

この修了証を持って、次のステップであるBLS Instructor Essentials クラスルーム編に進みます。

これは、Trining Center Faculty(以下、ファカルティ)と呼ばれるインストラクター養成資格を持つ責任者が主催する集合研修です。あまり公募はしていませんが、必要時、ファカルティが開催しています。

マネキンを用意し、受講者役とインストラクター役に別れて指導や試験の仕方を練習をしたり、よりよいインストラクターになるためのポイントをディスカッションしたりして、インストラクターとして必要な最低限のことを学びます。

新しいインストラクターコースは、「インストラクター・エッセンシャル」と言っているように、これを終了すれば即インストラクターとして独り立ちできるというような性質のものではありません。

この上で、指導経験を積んで成長していくための入り口に過ぎません。




プロバイダーコース教材はほぼ全て日本語化されていますが、インストラクターコースの資料の多くは英語のままです。肝心のe-learningも完全に英語で、中身的にも米国国内事情が色濃く反映されています。

日本人が履修するには少々たいへんなのも事実ですが、American Heart Associationのインストラクターになるということは、紛れもなく米国組織に帰属することに他なりません。

蘇生科学と教育工学の先進国でもある米国文化から何を学び、それを日本に活かすか? コース内容をそのまま適応しても日本にはマッチしないのは事実で、その溝を埋めるのが日本で活動するAHAインストラクターの責務になりますが、まずはデフォルメされていない等身大の米国事情を理解しなければ、ものごとの判断はできません。

インストラクターになった後も、最新情報の多くは英語で届けられます。

そのためにも、まずはAHAインストラクターとはなんなのか? を理解してもらうためにも、英語でのオリジナルのオンラインコースから学んでもらう必要があると考えています。

もちろん、言語的な壁を低くするためのサポート教材も出来るかぎり用意していくつもりです。

米国本来のAHA ECCプログラムをきちんと理解した上で、日本国内に適応していく。それが日本医療教授システム学会JSISH-ITCの方針です。



AHAインストラクターになりたいと思う人は、身近なJSISH-ITC活動拠点にコンタクトを取ってみてください。そこでの活動の様子やインストラクターの話を聞く中で、自分に合っていると感じられれば、ぜひインストラクターコースの門を叩いてみて下さい。

posted by JSISH-ITC at 18:17| Comment(0) | 日記